等価交換の価値を伝える『わらしべ長者』の物語

/2015

Image: Brad Kunkle

『こういう動きをしていると、わらしべ長者みたいですよね。』

起業家仲間と話していたときのこと。
お互いがどういう人なのか、新しく始めることや今の悩み、
近しいことに挑戦している独立した友人の話だったり、相談し合っていたときに思いがけず返ってきた言葉。
どんなおとぎ話だったっけ?と、すごく頭に残ったので、思い返していました。

解説を読むと、
作品の舞台である近代以前の一物一価の法則が成立しなかった段階において、主人公の取引行為はいずれも高価なものを入手する動機はなく、需要と供給の均衡の上に成り立った等価交換を繰り返した結果として富の上昇がもたらされているという点が注目。

近代以降に生まれたはずの「一物一価」という概念も今やすっかり多様化してしまって、顧客のロイヤリティ、興味、タイミングによって最適化が求められている時代、「取引の本質とは何か?」を思い出させてくれるような物語です。

あらすじ:

何をやっても上手くいかない貧しい男が、運を授けて欲しいと観音さまに願掛けをする。すると観音さまが現れ、お堂を出た時に初めて手にした物を大切にして西へ行くようにと言われる。

男はお堂を出たとたん転んで一本の藁を手にする。それを持って西へ歩いていくとアブが飛んできたので、藁でしばって歩き続けた。泣きじゃくる赤ん坊がいたので、藁につけたアブをあげた。すると母親がお礼にと蜜柑を暮れた。(つづき


原 麻由美
フレームダブルオー株式会社 代表
株式会社SD/LA 代表
プロフィール / インタビュー / フレームダブルオー

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